Ayaka Shimada
人財採用戦略リーダー 個個塾東野教室 教室長島田彩香
「女性だから」というフィルターを外して
もっと“島田彩香”という人間で勝負したい
私は、転職してWiShipのクルーとなりました。前職も塾で、教室も100以上あるような、大きな会社でした。もともと上昇志向が強いタイプで、責任ある立場で仕事をすることに憧れており、実際に複数の教室を統括するような課長クラスの役職も与えられていたんです。
でも……なんだか違和感も抱いていたんですよね。おりしも時代は「女性管理職を増やそう!」という波が押し寄せていて、当時の会社にもそんな空気は流れていました。それはいいけれど、どうも「女性である」という理由でポジションを与えられている感じが拭えなくて。「女性だからと甘やかされているんじゃないか」「もっと『正当に評価』されたい!」っていう想いが強くなっていたんです。
塾で働く“塾女”たちと、尽きない悩み
彼女たちのロールモデルを目指して
そんな時に出会ったのが、弊社取締役の武田でした。仕事に対する価値観、実績、生き方、すべてが輝いて見えて、素直に「なんなの、このカッコイイ女性は!!」と思ったんですよね。本当に“ちゃんと仕事をしてきた人”だなと。そこで当時抱えていた悩みを相談しているうちに、WiShipでは男女区別なくみんなが輝いていることが分かってきて、「私もここで頑張ってみたい!」って。それが始まりです。
どんな仕事でも、「ロールモデル」って大事だと思うんです。「あの人みたいになりたい!」っていう憧れですね。私にとっては、武田がそうでした。今度は、私がそんな存在になりたい。私が後進の“塾女(ジュクジョ)”たちにとって、何らかの光になれたら。そんな目標を抱いて日々を頑張っています。
「ひとりじゃない」。 そこに気付けば自分が変わる。 いま、成長の歯車が回り出す。
成長するのは生徒だけじゃない
講師が人間として変わっていく姿に感動
私はいま、個個塾東野教室の教室長です。この仕事をする上で、絶対に守っている信念があります。それは「この教室に来た人みんなが、ハッピーになること」。生徒や保護者だけでなく、もちろん講師たちも。
私は、生徒だけでなく講師の成長をも目の前で見られることが、教室長の醍醐味だと思っています。生徒は「成績」という分かりやすい成長指標がありますが、講師のそれは意外とあいまい。でも、ふと垣間見えるんですよね。講師たちが、より生徒のことを真剣に考えるようになり、大人に近づいていく姿が。もちろんそれまでの過程には、叱ったり、励ましたり、見守ったり、いろんなできごとがあります。その先にある彼らの成長に、湧き上がるような感動を覚えるんです。
「なぜ『助けて』って言わないの?」
涙の先に見えた、大切な気づき
とはいえ、私自身も成長途上。入社したばかりのころ、こんなことがありました。頑張っても頑張っても教室の数値目標が達成できず、あまりにも辛くて、ついに気持ちが爆発してしまったんです。もう、すべて投げ出してしまうほどに。
そんな時も助けてくれたのは武田でした。声をあげて泣きながら感情をほとばしらせる私に、「なぜもっと早く『助けて』って言わなかったの?」とひとこと。もう「ハッ!」としましたね。それまで私はプライドが邪魔をしていたのか、「自分が自分が」と背負いこんでいました。人に頼ることができなかったのです。それは講師たちに対しても一緒。もっと彼らを信じて頼り、任せるべきだった。そこに気付けたんですよね。
目標を達成したとき
はじめて自分も「仲間」になれた気がした
大きな悩みと失敗を経て気付いた「信じて頼る、任せる」という気持ち。これも、この仕事を素敵にさせる要素のひとつです。「仲間」がいること、彼らがいるからこそ、私自身も一緒に成長を続けられることって、本当に大事。
今年の誕生日、同僚がサプライズで、講師と生徒たちが写ったアルバムを作ってプレゼントしてくれたんです。これも涙が出るほど嬉しかったですね。改めて、はっきり分かりました。私、本当に講師と生徒たちのことが好きなんだなって。
ちなみに、今年は数値目標もバッチリ達成!もちろん、楽ではなかったですよ。でも、私には「仲間」がいるから。また、目標を達成して責任を果たせたことで、ようやく私自身も本当の意味でWiShipの仲間になれたな、と感じました。
WiShipの魅力は「人」!
私自身もその一員として胸を張れるように
いまは、教室長の業務と同時に、新卒採用など人事のお仕事もしています。とても忙しいですが、それでもやれているのはあの挫折を乗り越えたから。乗り越えさせてくれた仲間がいるから。私は人事として、そんな「人の魅力」を通じてこの会社のクルーを増やしたいんです。WiShipという希望の船に共に乗り込み、互いに成長を続けられる仲間と出会いたい……そんな人を待っています!
教育の仕事がしたい、塾で働きたい、そんな気持ちももちろん素敵ですが、この会社の魅力はやはり人!もちろん、最初にお話ししたように、私自身がそのロールモデルになれていれば最高ですね。「この人と働きたい!」と思ってもらえる人間になれるよう、もっともっと人間性に磨きをかけたいです。